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チェチェンイッツァ-&ウシュマル遺跡
イスラからカンクンへ戻った翌日、ユカタン州の州都メリダへ到着。
ここを拠点に有名なマヤ文明の遺跡チェチェンイッツァ-とウシュマルへ足を伸ばしました。
ヨーロッパで出会ったりょうさん&かずこさんに、メキシコのマヤ文明の話をされ、ピラビッドはもちろんの
事、同じ人類だったとは思えないほど高い建築、天文学の知識や、その一方で古代から続く生け贄や雨乞いの儀式などに興味があったのです!!
メリダからバスで2時間半。ジャングルの中に突如出現するチェチェンイッツァ-の遺跡。正確には新旧に分類され、旧は6世紀ごろ、新は10世紀以降のものらしい。
というのもマヤの人々は独自の暦により、定期的に遷都を行っていたらしく、以前に都だったこの場所に10世紀頃再び戻ってきたらしいのです。
どれも素晴らしい遺跡群ですが、いかんせん暑い、熱い!肌が焼ける。。。
あと残念だったのは、エルカスティージョと呼ばれるピラミッド型の大神殿に登れなかったことで、噂では誰かが落ちたとか、どこかの学生が落書きしたからといわれていますが定かではありません。
このエルカスティージョと呼ばれる大神殿の四方の階段の段数の合計が356段あり、1年という単位をを正確に掴んでいたとされています。それだけでもマヤ人の文明の高さを伺い知る事ができます。
写真左上は聖なる泉セノテ。雨乞いの儀式の際、この泉に生け贄として若い男女などが捧げられたとか...
上中の写真は、宗教儀式として球技が行われたスタジアム。何と勝った方のチームのキャプテンが生贄として神に捧げられたらしい...私なら頑張るチームメイトに「殺す気か!って言いそう」 (笑)
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翌日はウシュマル遺跡へ。時代としては7世紀頃のものとの事。
規模としてはチェチェンイッツァ-の3分の1程度だが、建物が集中して建設されてあり、ピラミッドにも登れた!チェチェンには見られない丸みを帯びたピラミッドやがあり、個人的にはこちらが好み!
チェチェンでは低くてよく見えなかった球技場のゴールの輪っかもよく見えたし(上写真中央 見えますか?ここにボールを入れたら勝らしい。ただし手を使うと反則なので、今でいうサッカーとバスケのような感じでしょうか?)
チェチェンもですが、ジャングルのど真中にあるので、野生のイグアナがいっぱいいて、意外にも素早い動きでビビらせてくれます。訪れる人は要注意です。
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この2つの遺跡を通してマヤの人々の文明のレベルの高さ、その一方での神への尊敬畏敬の念を知ることができました。それにしても古代エジプトといいマヤといい、ナゼにピラミッドを作りたがるのでしょうか?宇宙の仕業という説もありますが。

by tateshi-nabae | 2006-03-06 10:39 | メキシコ旅行記


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