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「クラック・デ・シュバリエ」
パルミラを2日ほどで切り上げた我々は次なる都市、「ハマ」へ向かう途中に「ホムス」という町に立ち寄りました。
ここには「クラック・デ・シュバリエ」という城があり、その城があの「天空の城・ラピュタ」のモデルであるとの噂があったからで、もともと十字軍遠征の際に築かれた城というのは到着後に知ったのです。
城に向かう途中、ここは日本か?と錯覚してしまいそうなくらい日本の田舎、それもちょうど今の季節田んぼの稲を全部刈ってしまって、稲の切り株とワラの色に染まった田んぼがそこにはありました。予断ですが、私はこの「稲の切り株」が結構好きで、小さい頃はゴルフボールをのっけてティーショットをしてみたり、「学校から一直線に帰る」と一人で決めて田んぼの中を通る時、靴の裏で「ザク・ザク」と踏み潰してみたり、そんな懐かしい光景を思い出してしまいました。

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いざ城に足を踏み入れると、2重になった城壁やその間の堀、周囲で一番高い丘に建っていることなど、まぎれもなく「戦略的城砦」なのだという事が分かります。
その他にも、食糧貯蔵庫や東西南北にある見張り台、大きな浴場までありました。
あと、面白かったのが『緊急脱出口』があったことで、いつの時代も権力者の考えることは同じなんだとしみじみ・・・

で、肝心の「ラピュタ」ですが、似てるような似てないような・・・微妙なラインです。
「ラピュタのモデルのひとつ」という表現が正確かも知れません。

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by tateshi-nabae | 2005-10-30 04:00 | シリア旅行記
パルミラ遺跡
首都ダマスカスからシリア西部の町「パルミラ」へやって来ました。
紀元前1世紀から紀元3世紀もの長い間、シルクロードの隊商都市として繁栄したここ「パルミラ」
オアシスの中に突然現れるパルミラの町。しかし現在では遺跡のほとんどが、崩れてしまい、広大な土地に残るのは、比較的保存状態の良い、「ベル神殿」   
それ以外は柱、柱、柱・・・柱しかありません。ヨルダンで「ぺトラ遺跡」を見て北上してきただけに、よっぽどの柱好き以外は「まっ、ぺトラの方がすごいね」となってしまいます。もう少し保存状態が良ければ・・・残念です。
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by tateshi-nabae | 2005-10-30 03:35 | シリア旅行記
「クネイトラ」
「クネイトラ」という町をご存知でしょうか?私もシリアに入るまで聞いた事もない町でした。
シリア西部ゴラン高原にあるこの町、1967年イスラエルとの戦争により占領され、74年のイスラエル軍撤退の際に破壊され今は廃墟となっています。
シリア政府は「イスラエルの残虐行為の記録」として、修復する事なく当時のまま残しています。
観光客も内務省で許可を取れば入域を許されるので、早速私たちも行ってきました。
許可自体はパスポート持参で内務省に行き、約1時間で許可証を発行してもらえます。
現在この町は、非武装地帯として国連の監視下にあり、勝手に動くことは許されず常に公認のガイドが張り付き、撮影禁止場所(国連施設、警察、国境周辺など)を撮影していないか見張っています。正直あまり気持ちのいいモンではありませんでした・・・
町はまさに「ゴーストタウン」、教会・モスク・病院はもとより、一般人の住居までが破壊されている・・・それも徹底的に。
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目の前に見えるゴラン高原は、今も尚イスラエルに占領されたままで、この地域の緊張した関係が現在のシリアとイスラエルの関係そのものだ。
人種と宗教が複雑に絡み合ったイスラエルとアラブ諸国の関係だけに、一方が正しくて、一方が悪いというような、簡単な図式では考えることができないが、いつの世も戦争で犠牲になるのは罪もない一般人である。そして、肉親や友人を殺された人々がさらにお互いに憎しみあう・・・
悪の連鎖である・・・
同時に、この問題は自国の利益だけを求め続けた大国の矛盾が生み出した結果でもある事を無視してはいけないと思う・・・
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by tateshi-nabae | 2005-10-25 21:36 | シリア旅行記
シリア「ダマスカス」
ヨルダンの首都「アンマン」を一気に駆け抜けた私たち、一路北上シリアへ入国しました。
最初の町は首都「ダマスカス」4000年もの歴史を持つ情緒ある町ですが、あまりこの国にいいイメージがないせいか訪れる人は少ないといいます。
アンマンを朝出るとお昼にはダマスカスへ着いてしまいます。この辺りはどこへ行くにもバスで3.4時間と移動が楽なのが良いところです。
この日も昼頃には到着、体力・気力ともに十分だったので、「久々に気合を入れて宿探しでもすっかぁ!」と意気込み、安宿街を手当たり次第に当たっていきます。今までは客引きに連れて行かれるがままに宿を決めていたのですが、やっぱ自分で探すと見つかるもんですね!いい宿が!TV・冷蔵庫・室内トイレ・バスという好条件。しかも従業員はおじいちゃんのみ!!安心できます(笑)
休憩後町を散策、さすがに古い町だけあって、路地を入るたびに絶好の写真撮影ポイントがいたる所にあります。日本でいうと、倉敷や尾道の京都のような雰囲気の町です。(海はありませんが・・・)
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by tateshi-nabae | 2005-10-25 02:26 | シリア旅行記
首都アンマン そして死海
ぺトラを後にした私たちは一気に首都「アンマン」を目指しました。
すぐ隣はあのイラクでもあり、なにやらテロ集団の様な印象を抱きがちですが、やはりそれは日本における中東情勢の報道が、あまりにもアメリカ側に偏っているからだと実感させられました。本当に人々は親切だし、「旅人はもてなす」というイスラム教の教えに従い、色々と世話を焼いてくれます。
泊まっているのはイラクの人質事件等で有名になった「クリフホテル」・・の隣にある「ベニシアホテル」です。ダブルルームで6ヨルダンディナール(約900円)とエジプトよりはやや高めです。
物価もこれといって安いわけではなく、街には外国車があふれ活気に満ちています。
ただ、国民の90%以上がイスラム教徒なので、昼間、飲食店は完璧に閉まっています。
さて、ぺトラ遺跡に続きヨルダン観光の目玉ともいえる「死海」に行って来ました。
湖の塩分濃度が高いためどんな「カナヅチ」でも浮くことができるという、あの湖です。
あまり知られてはいませんが、世界で一番海抜が低い場所も「死海」だそうです。
バスとタクシーを乗り継ぎついに到着。5㎞先の対岸はイスラエルということもあり、監視カメラは至る所に配置されています。
タクシーにポイントまで連れて行ってもらい、いざ「死海」へ。
近くに温泉が流れているので水温は30度前後と温かく問題なし。恐る恐る体を沈めると・・・・
急にお尻のあたりがフッと軽くなり、ポッカリと水面に出てしまうではないか!?おぉ~これかっ!!
と大感動!好奇心に負け水を舐めてみると、辛いそして苦い。ちょうど「にがり」を舐めたような苦さです。定番の「浮いたまま本を読む」もバッチリ!ちなみに読んでいるのは『GO』です。
帰りは運良く、同じビーチで泳いでいたアンマンから来たというおじさんの車に送ってもらいました。湖から出てシャワーを浴びなかったので、帰る頃には体中が塩だらけでした・・・c0007557_2326321.jpgc0007557_23245528.jpgc0007557_23251220.jpg










あと、地図で現地がわかるようになりました。ポイントをクリックすればコメント等も見ることができます。
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by tateshi-nabae | 2005-10-22 23:20 | ヨルダン旅行記
憧れのぺトラ遺跡
ぺトラに着いた第一印象はズバリ『寒いぞぺトラ!』
エジプトから短パン・Tシャツで登場した私を砂漠の風が容赦なく襲い掛かる。
目をつけていたホテルは生憎満室。翌日なら部屋が空くとの事でとりあえずその日はホテルの食堂横のフリースペースで眠る。
寒さで目が覚めると時計はすでに9時。朝イチで遺跡を見に行く予定が早くも崩れてしまった・・・
ぺトラ遺跡は、インディジョーンズ最後の聖戦のロケ地になったところで、ホテルにはそのビデオも置いてある。「ナバタイ人」という人たちが作った都である。最近まで砂漠の民「ヴェドウィン」に守られてその存在さえ知られていなかったらしく、まさに秘境。
入場ゲートをくぐり少し歩くと、スークと呼ばれる細い岩の裂け目の道が出現。そのスークをさらに1.5キロほど歩くと突如目の前に紅色に輝く神殿「エルハズネ」が現れます。岩をくりぬいて作られた巨大な神殿はまさに圧巻。先日アンコールワットを抜いたエジプトのカルナック神殿をさらに抜き去り、遺跡№1に見事君臨!!!

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いきなりこんなすごい神殿を持ってくるなんて・・・なかなかやるなぺトラ!
さらに進むと3000人は収容できたというローマ円形劇場や凱旋門など、広大な敷地にこれでもか!といわんばかりの遺跡っぷり!?
結局2日券を買ったのですが興奮して頑張り過ぎてしまい、1日で全部を見ちゃいました。

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by tateshi-nabae | 2005-10-21 07:17 | ヨルダン旅行記
エジプトからヨルダンへ
楽しかったダハブでのビーチ生活に後ろ髪を引かれながらも、ついに次なる国「ヨルダン・ハシミテ王国」へ移動です。
ダハブからバスで1時間ほどでヌエバアへ到着。ここからヨルダンの玄関港「アカバ」まで国際フェリーが出ている。国境を船で越えるという初めての経験にやや興奮気味!!
スピードボートとスローボートがあり、料金にして10㌦ほど違うという。私たちは迷うことなくスローボートへ。
ほとんどチェックもなく出国手続きは完了。その後2時間ほど待ってやっと乗船。ふと見るとスピードボートのチケットを買ったはずの他のバックパッカーも同じ船に乗っている。これっていったい!?あとで聞いた話では、どうやらどのチケットを買っても結局は一緒の船に乗れるようだ・・・高いチケットを買った彼らは意味がなかったようだ・・・かわいそうに。
1時間というあっけない時間で「アカバ」に到着。船の中で回収されたパスポートを順番に受け取り入国スタンプを押してもらう。
が、ちょうど私たちのところで、本日のラマダンが終了し係員は何も告げることなく食事へ。
ポツンと取り残された感のある二人だが気長に待つことに。30分待ってパスポートをGET!
両替を済ませ、さてどうするかとフェリーで知り合った日本人2人と相談し、結果一気に「ぺトラ」まで行くことに決定。
あいにく今日のバスは終了。残るはタクシーしかないが4人でシェアすれば安く。アカバからは3時間ほどの距離だ。一気に行って翌日ぺトラ遺跡を観光する予定。c0007557_73469.jpgc0007557_724029.jpgc0007557_72564.jpg

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by tateshi-nabae | 2005-10-21 07:01 | ヨルダン旅行記
友人の結婚式!
ダハブに着いた翌日、ビーチでさんざん泳いだ後モーセの「十戒」で有名なモーセ山に登りました。
モーセがエジプトから脱出する際、この山で神から十戒を授かったそうです。モーセといえば海が真っ二つに割れるシーンが有名ですが、その海こそ紅海だそうです。
それはさてお置き、このモーセ山から見る御来光は有名で多くの巡礼者が訪れています。
しかも、その日(10月15日)は私たちの友人の結婚式でもあります。残念ながら参加は出来ないのでせめて、二人のいる東の方角から出る御来光でも拝んで、二人の幸せを願いたいと思い
頑張って登りました。
夜11時にホテルを出発し、2時に麓に到着。登山開始!話では「距離は短いがキツイ:階段コース」と「距離は長いが緩やかな:ラクダ道コース」があるとの事。階段コースを探したのですが見つからず結局ラクダ道コースを進みました。辺りはまだ真っ暗で懐中電灯の明かりが頼りです。
山は2,200メートル程なのですが、さすがラクダ道!いるわいるわラクダの大群!登山に疲れた人を狙って客引きと共に待機しています。実際に足腰の弱いお年寄りなどはラクダに乗ってましたが、狭い道を人とラクダが行き交うので、気が付けばすぐ後ろにラクダがいたり、ラクダの幅寄せを喰らって崖から落ちそうになったり・・・
山頂へは約2時間半で到着。東の方角は薄っすらと白み始めています。昼間に海パン一丁で泳いでいたのに、今はフリースにダウンジャケットを着用。ギャップありすぎです・・・

山頂で待つこと約1時間。出ました太陽です!御来光です!辺りの山々がオレンジ色の光に照らされて燃えるような色に変わります。紅海の「紅」もここから名づけられたらしいです。
下山し麓にある「聖カトリーナ寺院」にてさらにお祈り。下の写真は修道院の中です。井戸はモーセの井戸です。(いわれは分かりませんが)
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by tateshi-nabae | 2005-10-16 17:35 | エジプト旅行記
ダハブ
紅海のリゾート地「ダハブ」にいます。しかもカイロの宿のメンバー全員で来たので、場所が変わっただけ(笑)
ここ「ダハブ」のある紅海は世界でも有数の透明度を誇る綺麗な海で、沖縄とその透明度№1を争っているそうです。中でもダハブは岸から近いところにダイビングスポットがあるため船でエントリーする必要がなく、その分ライセンスが安く取得出来るメリットがあります。

泊まっているのは「セブンヘブン」という素敵な名前の宿。一泊15ポンド(約300円)
ファンとベッドがあるだけの簡素な宿ですが、海まで徒歩20秒という好立地!
3日ほどの滞在予定が日1日と延びていきそうです・・・
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by tateshi-nabae | 2005-10-16 17:01 | エジプト旅行記
無事シリアビザ取得!
最大の悩みのタネであったシリアのビザが無事取得できました。
色々な情報が錯綜していて本当のところが分からなかったのですが、明日シリア大使館へパスポートを取りに行って終了です。思えばエジプトビザの延長や日本大使館の推薦状など、「なんでこんなものが必要なの?」と不思議に思うことばかりでしたが、いい経験が出来たと思ってます。
ということで、そろそろカイロから出ようかと考えてます。
カイロという町は、「寄木細工」のようだといわれますが、町を歩くと本当に歴史を感じさせてくれて大好きでした。特に世界遺産にも認定されている「イスラーム地区」などは新しい建物と古い建物が見事に調和しており良く通いました。
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写真左枚はイスラム地区。右はお土産に買った水タバコ「シーシャ」


あと、エジプトでは神様の使いとされているネコが町に沢山いるのもポイント高かったです。
熱心にコーランを読みお祈りする人がいる中、ラマダン中にもかかわらずこっそり水タバコをすったり、シャーイ(甘い紅茶)を飲んだりする人々もいたり、堂々と食事をしている人が沢山いると思っていたらキリスト人街だったり・・・とにかくごちゃ混ぜで楽しい町でした。
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by tateshi-nabae | 2005-10-11 23:50 | エジプト旅行記