ポトシ銀山
現在いる「ポトシ」という町は、標高4070m。世界で一番高いところにある町だ。
さすがに、バックパックを担いでだと、すぐに息が上がってしまう。
この町の郊外にはポトシ山(通称:富の山)と呼ばれる、鉱山がある。
現在でも銀・すずの産出量は世界一で、その他にもタングステンなどが取れるらしい。
この町に来た目的、そう!このポトシ山の鉱山を見学するためだ!!

朝9時、旅行会社に集合し、まずは鉱山の入り口へ。
ここで、鉱山で働く人々への手土産&鉱山の神に捧げるため、コカの葉っぱ、96度のアルコール、ダイナマイトを仕入れる。
思わず♪ダイナマイトがヨぉ~、ダイナマイトが150トン♪と小林あきらだったか、誰だか忘れたが歌ってしまう。
こんなに簡単に手に入るなんて・・・
鉱山で働く人は、重労働に耐えるために常にコカの葉っぱを口に含んでいる。
また、高山病の症状を和らげる薬としても、なくてはならない物だ。
もちろん、出国時にポケットの中に1枚でも紛れ込んでいようものなら、即刻逮捕である・・・・
その後、全員おそろいの服に着替え、ヘルメット・ランプを装着し、いざ入鉱!

写真左。ポトシ市内から見た富の山。写真中、いたる所で売っているコカの葉っぱで、右端のガイドが持っている白いヤツが噂のダイナマイト。
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鉱山は耐久性を高めるため、掘るトンネルは極めて狭い。あまり広くしすぎると、山自体が崩れてしまうらしい。
なので、まともに立って歩ける道はほとんどなく、中腰もしくは四つんばいになって進む。
もし自分が閉所恐怖症だったらどうしようと考えてしまう。
時折、地下深くからドンッ!と腹に響くダイナマイトの音が恐怖心を煽る。
「ホントにダイナマイト使ってるよ~」
鉱山内の道は、蟻の巣のように細く迷路のように張り巡らされ、一度入ってしまうと、とてもガイドなしでは地上に出られない。
頼りは、パッテリー式のヘッドライトのみ。明かりは一切ない。
地上からパイプで送られる空気がパイプライン。
作業は全てが手作業で削り取った岩は、一輪車?で運び、そこから手動ウインチで地上まで巻き上げる。
働いているのは13.4歳から50歳くらいまで。肺を悪くしてしまうので、あまり長くは働けないとのこと・・・

ガイドの案内でグングンと進み、鉱山の神様が祭られた場所に到着。
牛のツノの様なものを生やし、顔は白熊のようだが説明によると、顔は憎っきスペイン人に似せてあるらしい。
人が死んだり鉱物が取れなくなると、ここにコカの葉やタバコを捧げ、アルコールを垂らし、日本と同じようにお祈りをするらしい。
さらに進んで、発掘の最先端の現場へ到着。
ここで働いている人にコカの葉をプレゼントし、作業の邪魔にならないよう見学。
ふと、岩を見ると白い結晶のようなものがあった。なにかの鉱物かと思いガイドに尋ねると
「ああ、これ?アスベスト」・・・ええっ?アスベストって日本で大問題になった例のヤツですよね。石綿付金網とかの・・・
大丈夫かおいっ!?
写真右。鉱夫達は一日8時間の3交代制で働いている。今年に入ってすでに18人の人が亡くなってしまったらしい・・・

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by tateshi-nabae | 2006-04-04 07:42 | ボリビア旅行記


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