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思うこと。
オーストラリア編も無事更新終了!
シドニーからはパースへは、飛行機でひとっ飛び。いい所だと聞いていた「パース」は、それほどでもない印象。むしろキレイ過ぎ・・・たった一日じゃぁ、分からないっす。

とにかくこのブログも一応終了。一年間応援してくださった皆様、有り難うございました。
気持ち的なことは、http://tateshi.exblog.jp/3913853/に書いてます。
ホントはこれで締めたかったのですが、更新が遅くなって順番バラバラです・・・
終わりといっても、『世界一周編』が終わりな訳であって、
次は『Around The World JAPAN!「お箸の国の人だから・・・編(仮)』をスタートします。
日本でのなんやかやな日々をお届けいたします。お楽しみに!

# by tateshi-nabae | 2006-05-22 09:26 | 世界一周
シドニー良いとこ!
お待たせしました!
ブラジルサンパウロ日本人街の写真UP。
http://tateshi.exblog.jp/m2006-04-01/#3844941
ペルーマチュピチュの写真もUPだよ!
http://tateshi.exblog.jp/m2006-04-01/#3837555


イースターからサンチアゴへ戻り、翌日ニュージーランドへのフライト。
サンチアゴを7日の夜に出発した飛行機がオークランドへ着くと9日の朝4時。
ぎゃー!!!2日も過ぎてるぅ~。なんじゃコリャ!気持ち悪い・・・
知ってはいましたよ、もちろん。日付変更線があるのと、夜にサンチアゴを出発したから8、9日となってしまった・・・
うん、分かってるよ!分かってるけど、時間のない2人にはちょっと痛いっ!
時間は朝の4時。サンチアゴからは実に12時間のフライトでヘトヘト...
さらに4時間後にはシドニーへのフライトが待っている。エコノミー症候群も真っ青の強行スケジュール(笑)

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シドニーに着いてもやることは沢山。
日本へ帰るフライトは、オーストラリアの南西の端。「パース」そこまで行かなくてはならない。
ちなみにこの「パース」日本人は普通に「ぱーす」と発音してしまいがちだ。私もそのまま「ぱーす」と発音していた。
しかし、ボリビアにてオーストラリア人との会話の中で「最後はパースから日本へ帰る」と言ったら、
「えっ?どこ?」
「ぱーす」
「ごめん?えっ?オーストラリアだよね?」
「そうです、オーストラリアの西の南の端っこの町です」
「ああ!パースね!」と舌をうまく使った正規の発音。文字には表せませんが(笑)
さらにショックな事実が発覚!!なんと彼はパース出身だったのだ・・・
・・・これを日本に置き換えるならどうなるのか?
大阪からオーストラリアに帰る人がいたとして、会話の中で「大阪から帰る」
もしこれが「おさか」だとしても恐らく「ああ~大阪ね!」って分かると思う。
私の『パース』の発音は日本語に置き換えると、どのくらいの違いなのだろうか?
地元の出身者が分からなかった程だから、「パース」と「ぱーす」には相当な違いがあるのだろう・・・
大体、会話の流れで想像すれば分かりそうなものだが、複雑な発音を有する外国語と日本語との根本的な違いに結構なショック。
中学・高校の英語教育に「発音」の占める割合って少なかったような気がしますが、こうして世界を旅すると、重要度としては、
『外国人にビビらずに話せる気合>知っている単語の数>発音>文法』この順番だと思います。
それと同時に「日本語って素晴らしい!」と思ったのも事実。
先の「ぱーす」と「パース」の文字表現とか、パソコンでの文字変換も沢山ある「候補」の中から
適切な漢字を選んで使ってるし、漢字・カタカナ・ひらがなも使い分けてる。
これって良く考えるとすごい!みんなが当たり前にやってる行為。実は大変高度な事だったのです。
さらにっ!本・雑誌の「右開き・左開き」や「縦書き・横書き」も何の考えもなく接しているが、世界の人々にとっては不思議なことらしい。
まさに日本人は言葉は『ファンタジスタ』だったのです。君もアナタもふぁんたじすた!!

閑話休題
私たちに残された時間は6日間。
列車?飛行機?バス?はたまたフライトをシドニーからに変更するか?
悪魔が、「チケット捨てて旅延長しちゃえよ!!」とささやく・・・悩む・・・
オーストラリアに来て、エアーズロックを見ずに帰るのも惜しい。でもそうなると余計にお金が掛かるし、第一時間が足りない・・・
結局、シドニー~パースのエアーチケットを購入。なぜか、土曜日のフライトだけが他の曜日よりも100ドルも安かった。なので、土曜日にパースへ着いて日曜日にパースから日本。
イースターとかサンチアゴとかもそうだったけど、本当にギリギリのフライト。
イースターはまだ良かったけど、フライトキャンセルにでもなった日には、マジで日本に帰れなくなってしまう。かなり危険な予定なのです。
そう思う一方、心の片隅では「それもアリかな!?」とか思っているフシがあると思う。
「いやぁ~、本当は帰る予定だったけど、フライトキャンセルになっちゃってチケットの期限過ぎちゃったよ・・・だから、旅まだ続けるね!」
って、旅仲間や友人に対する『言い訳』が欲しいと思っている。そんなコスイ人間なのです。
結局帰ってきましたケド・・・
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観光をシドニーに絞ったおかげで、ゆっくりと見て回ることができました。
デカい町と思いきや、意外とどこへでも歩いていけるし古い建物と新しいビルが混ざっていて、ニューヨークとロンドンを足して2で割ったような町。かなり気に入りました。
都会でありながら、人々はゆったりと暮らしていてとても優しい。
バックパッカーも旅しやすい、安宿には「中古キャンピングカー売ります!」などの情報がギッシリ貼ってある。
今回エアーズロックを見ない私たち、次の旅はキャンピングカーを買ってオース一周だ!!
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↑フィッシュマーケットは新鮮な魚介類が沢山。生ガキとホタテの貝柱食べました。
# by tateshi-nabae | 2006-05-18 14:39 | オーストラリア旅行記
南十字星
初日に購入した14kgものマグロ。毎日マグロの日々でしたが、私たちがサンチアゴへ戻る前夜ささやかなパーティーを開催。かなりの気合で料理を作りました。
写真左は『マグロステーキ』 写真中は旅仲間「こうちゃん」作『讃岐ぶっかけうどん』 写真右は手前が『竜田揚げ』、奥が『甘酢漬け』
ワインとマグロでかなりいい気分。
外に出て夜空を見上げれば、そこには南十字星★いわゆる『サザンクロス』が見えた。
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モアイを見学してしまったら、後はひたすらボーっと過ごすのみ、島を散策したり釣りに出かけたり思い思いの時間を過ごす。この島には確実に『島の時間』というものが存在すると思う。
街はこじんまりとして歩ける範囲。島の人は優しく、ヒッチハイク成功率は100%。1台目から停まってくれるし、歩いているだけで「乗っていくか?」と向こうから声をかけてくれることもある。
海岸沿いには、『サーファー注意!』の看板。オシャレすぎる(涙)
宿に2匹いる犬の1匹「ブレッグ」は、どこへ行くにも付いてくるカワイイ奴。
釣りに行った時も付いて来るのだが、お目当ては魚ではなく、エサに使っている「パン」
釣りだけに集中していると、いつの間にかブレッグにエサを食べられてしまうので要注意だ(笑)

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写真中。不幸にも巨大針の犠牲となってしまったお魚(笑)写真右。初公開「ブレッグ(雄)」の大胆ショット!
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肝心の釣りはというと、買ってきた針がデカ過ぎてエサをとられるばかり。魚はウヨウヨいるのに・・・
こうなったら最後の手段。パンを撒き、魚が集まってきたところをデカ針で引っ掛ける!という方法。
すると、最初のチャレンジでいきなり魚がかかる!もちろん口ではなく尾のあたりに針が掛かっている。
なんともかわいそうな奴もいたもんだ・・・
結局、釣れたのはその1匹のみ。最後に仲間のもとへリリースしてやった。
おさかな界の『九死に一生スペシャル!』とかに出て欲しいものです(笑)

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イースター島は3泊4日の滞在でしたが、前述の通り「旅の終わり」を感じることができた事が1番の収穫でしょうか?
最終日、飛行機の窓から小さくなっていく島を眺めていると、なぜか無性に日本に帰りたくなったのです。
なぜかは分かりません。
とにかく「ここで旅は終わった」と感じたのです。「早く日本へ帰りたい」と思ったのです。

# by tateshi-nabae | 2006-05-16 21:32 | イースター旅行記
夏惜しむ やがて悲しき モアイかな・・・
モアイを見たとき最初に抱いた感情、それは『悲しい』という思いでした・・・・・
で、出てきたのがタイトルの俳句。伊予の生まれなので(笑)
誰が何のために作ったのか?それさえも、未だハッキリと解明されてないモアイ。
モアイを作った人々はどこからやって来て、どこへ行ってしまったのか?
島の内部を見つめて建っていたであろうモアイが、パタリ・パタリと倒れているのを見たとき、とても悲しい気持ちになりました。
季節はちょうど秋から冬へと移り変わろうとしていて、天候は不順。
晴れていたかと思うと、30分後には一面の雨雲。さらに30分、今度は大きな虹。そして再び青空。
季節・天候・そしてモアイ。まさに全てのものが移り行く。そして私たちも・・・
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イースター島は周囲約60kmほどの小さな島。
ダイハツの4駆を借りてみんなでモアイ探索に行きました。レンタカーは24時間制。
昼に借りれば当日夕日を見て、翌日の朝日を見てから返却できる(ハズ)
全ては天気次第といったところ・・・
最初に見たモアイは、うつ伏せに倒れているモアイ。
そこら中に大きな石がゴロゴロしていて、どれがモアイか分からない。
あきらめて帰りかけたとき、周囲とは色の違う石を発見!よぉ~く見ると「っモ・モアイだ~!」
思わず叫んでいた。
倒されたのか?倒れたのか?地面に半分埋まったモアイ、いきなり悲しいっ!!
そんな、モアイが島のいたるところにパタ・パタ。「誰か起こしてくれぇ~」そんなモアイの悲鳴が聞こえてきそうです。
やがて車は『ラノ・ララク』と呼ばれる「モアイの切り出し場」へ。いわゆるモアイの製造工場。
山の斜面にあり、岩を削って作っていた事が良く分かる。様々な表情のモアイ。作り手によって結構違う。正座スタイルのモアイも発見!
ここには作りかけのモアイが無数に放置されており、モアイの生まれたと場所でありながら、今ではモアイの墓場のようだ。
その近くの海岸に、15体のモアイがあった。
このモアイは日本の企業が、倒れていたものを起こしたらしく、土台には新しいコンクリートも合った。四国の高松の企業らしい。
海を背に悠然とたたずむ15体のモアイ。大きさ、スタイルはすべてバラバラ。『プカオ』と呼ばれる帽子をかぶったモアイもあった。

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モアイはイメージよりも意外と『薄い』事が発覚↓    正座反省モアイ↓ モアイの土台にもモアイが・・・↑夏惜しむ やがて悲しき モアイかな・・・_c0007557_2110835.jpg夏惜しむ やがて悲しき モアイかな・・・_c0007557_21101850.jpg夏惜しむ やがて悲しき モアイかな・・・_c0007557_21102693.jpg夏惜しむ やがて悲しき モアイかな・・・_c0007557_21103479.jpg












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その後も天候は晴れたり曇ったり。虹もいたるところで出現。2重になった虹も良く見えた。
口のあいたモアイ、唯一海に向かって建っているモアイも見た。
コンパスが狂ってしまう丸い球体の石や、なぞの石絵も見た。この島は本当に謎だらけ。
アトランティス大陸の一部説も、あながち見当違いではない気がしてきた。
残念ながら、厚い雲に阻まれ夕日は見れず・・・翌日の朝日に希望を託す。

# by tateshi-nabae | 2006-05-16 20:15 | イースター旅行記
旅終わり・・・
皆さんお久しぶりです。超高速パッカーです。(笑)
今日は5月16日・・・そう、帰国しちゃいました!!!
世界一周ホントに1年、正確には366日。訪れた国は30ヶ国。
そして昨日、オーストラリアのパースから成田空港に帰国!
ブログはまだイースターなのに・・・はやく更新しなければ(焦っ)
最初に食べた日本食は、成田空港の『のり弁&伊藤園のお~いお茶!』
お~いお茶ってこんなに美味しかったとは!ビックリです。
さらにビックリなのは、成田から品川まで行くバスが3000円・・・たっ高~い!
今は、川崎にいる兄夫婦の家に居候してます。(笑)
実家に帰ったわけではないので、なんとなくまだ、旅の続きのような感じですが・・・


旅を終えて正直なところ、心に『ポッカリ』と穴が空いたような感じです。
終盤忙しく移動し「旅の余韻を楽しむ」、「旅を振り返る」時間がなかったからなのか、それとも
もっと旅を続けたかったのか???何なんでしょうか、この気持ち!?もっと充実した気持ちではないのか・・・

旅の終わりを感じたのはイースター島でした。
ペルーやボリビアでは感じることのなかった『旅の終わり』
イースター島の滞在を終える頃「あぁ、これで旅終わってもいいなぁ」と思ったのです。
この終わりどころをどこで感じるのか?沢木耕太郎は「ロカ岬」私は・・・?
ずっと気になっていたのですが、私は「イースター島」でした。
イースターで旅の終わりを思ったのです・・・

とにかく私たちの世界一周の旅は終わりました。
今はまだ実感がなく、気持ちの整理もついてないのでしょう。
心に空いたポッカリの穴も、ここからゆっくりと埋まっていくことでしょう。

多くの人に支えられ何とか終わったこの旅。
自分が変わったとか、何かを悟ったとか全くない旅。
むしろ自分の嫌な部分を自分自身や、パートナーのhiroに見せてしまった旅。
色んな人と出会った旅。そしてケンカした旅。

楽しかった分、後悔はモチロンいっぱいです。
しかし、この「後悔」こそ、これからの私たちの人生において大事な糧となるでしょう。

旅を支えていただいたすべての人々へこの言葉を送ります。
・・・・・『ありがとう』・・・・・
私がここに存在していること、あなたと私が出会えたこと・・・
その全てが、「有ることすら難しい」奇跡なのです。
      

                              2006/05/16 今にも雨が降りそうな川崎より
                                                 tateshi&hiro

# by tateshi-nabae | 2006-05-16 10:00 | 世界一周